1990年度から26年連続で過去最多を更新し続けています。

児童虐待件数、122,500件で過去最多

2016年度に全国の児童相談所が対応した児童虐待件数は12万2578件で、前年度より1万9292件増え、過去最多であったことがわかりました。統計を取り始めた1990年度から26年連続で過去最多を更新し続けています。2015年度中に虐待でなくなった子どもは84人いたとの死亡事例の検証結果も公表(厚生労働省)。

 都道府県別では大阪が1万7700件で最も多く、東京、神奈川と続いています。年々、社会の意識が高まり、警察などからの通告が増えたことが背景にあると見られています。

 虐待の内容別では、「面前DV」などの心理的虐待が6万3187件で半数以上を占めました。これは、配偶者に子どもの目の前で暴力を振るい、子どもにストレスを与える「面前DV」などの心理的虐待を、警察が積極的に児童相談所に通報したためです。2015年7月に導入した24時間対応の共通ダイヤル「189」からの通報も多いそうです。
 殴る・蹴る・などの「身体的虐待」は3万1927件、食事を与えないなどの「育児放棄(ネグレスト)が2万5842件、「性的虐待」は1622件で、すべて前年度より増えました。