木造なのにビル・・・???

木造高層ビル実現可能に

山形市の木構造メーカーのシェルターは、自社で開発、販売している木質耐火部材「クールウッド」が、3時間耐火の国土交通大臣認可を受けたことを発表しました。基礎となる木材に4枚の石こうボードを重ね、外側を木材で覆った多層構造で、木質部材での認定は日本初です。

高層建築の構造部材としての強度を備えており、これまで鉄骨造や鉄筋コンクリート造に限られていた15階建て以上の高層建造物に、耐火性能が認められたことで採用が可能となりました。

 木造建築が火災で崩壊しないことを確かめるための認定試験は、長さ4メートル縦横48センチの柱の場合、約200トンの荷重をかけた状態で1000度を超える炉内に3時間置いても、中心の木材に焦げ目が付かないことが条件となります。この厳しい試験を通らなければ認定されません。
 
 実際に高層化するには、各素材の特性を生かすために鉄鋼増、鉄筋コンクリート造、木造を併用した「ハイブリッド構造が主流となる」とみています。

 シェルターの木村一義社長は「木造都市」を目標に掲げており、オフィスビルや、マンションなど様々な高層・大規模建築物に木材活用の場を広げていきたい考えです。