誰でも出来る防犯対策

まずは「侵入しにくい家」という印象を持たせる

 プロの泥棒はまず下見をして、後日犯行に及びます。下見の段階で「この家入りやすそう」「全然防犯してない」と思われないことが重要となります。補助錠や防犯カメラの設置や、生活習慣から見直せる防犯対策があります。

 例えば庭に雑草が生い茂っていたり、敷地内が散らかっていたり、駐車してある車の中が散らかっていたり等すると、「ご近所付き合いをしていない」「人目を気にしない」=犯行しやすい と受け止められやすいです。

 

郵便受けや植木の下などに鍵を置くのも大変危険です。もし、郵便受け等をまさぐって鍵を取り出しているところを下見している犯人に見られていたら、「鍵はここにあります。どうぞ入ってください」と言っている様なものです。
自宅の敷地内に鍵を隠して置いているという習慣があるお宅は少なくないと思います。
鍵は撤去することをオススメします。

「時間」「光」「音」「目」を使って防犯対策をする

空き巣が嫌うのは、入るまでに「時間がかかる家」、「明かりが多い家」、「音」、「人の目」です。
これらを駆使して防犯対策をします。

◎「時間」

空き巣が家に侵入する際にかかる時間は、おおよそ5分~10分です。
どんなときに泥棒は諦める?

1 侵入に10分以上かかると諦める   90%
2 5分以上で諦める          70%
3 最初にベランダの掃出し窓を狙う   49%
4 犬や警備会社のマークがあると諦める   31%
5 近所の人にじろじろ見られると諦める   63%
(警視庁、生活安全部講演資料より)

 

この資料からもわかる様に、そもそも侵入するのに10分かかるようなら空き巣は諦めるのです。万が一、光や音等の対策をかいくぐって、窓の側やドアの側まで来ることができても、
それ以上すすむことができないための対策が「時間」です。
侵入に時間をかけさせるための道具は、ウインドロックやドアロックなどが代表的です。

◎「光」

 

その場がただ明るく照らされているだけで、「見られている」という無言のプレッシャーを与えることができます。
例えば、玄関の門灯や室内灯をつけておく、センサーライトをつけるのも効果的です。
とにかく明かりがない状況を作らないことが大事です。

◎「音」

 

家の中から音がすると、「家の中に人がいる」と空き巣犯に思わせることができます。
テレビやラジオをつけておく。窓やドアの防犯ブザーをつけておく。
防犯ブザーは、外から見た時にその存在がみえるだけで、空き巣犯からしたら「ここ以外にも防犯対策をしているかも」と警戒させることが出来るので、防犯効果は高いと考えられます。
1戸建てなら、敷地内を歩くと砂利が擦れあって大きな音がする防犯用砂利を玄関や庭等に敷くのも効果的です。

◎「目」

 空き巣犯は人目につきたくありません。なので人目につかない家を好みます。
家の周りに高い塀や生垣があり、一見すると安全に感じますが、高さのある塀や生垣は見通しが悪く、空き巣犯にとっては身を隠すための格好の目隠しとなってしまいます。
塀よりも見通しの良いフェンスを選ぶのも有効です。すでに塀がある家の場合や、植え込みが伸び放題になっている場合は、短く刈り込むなどにして死角をなくしましょう。

◎侵入経路で最も多いのは「窓」

 空き巣被害で最も多い侵入手口は、「無締まり(無施錠)」「ガラス破り」です。
この2つの侵入手口による被害が、全体の約8割を占めています。
窓からの侵入が最も多いということですね。

◎狙われやすい窓は

・道路や隣家から遠く、見通しが悪い
・雨戸やシャッター、格子などがついていない
・トイレや浴室の高窓
・塀や木で四角になっている
・足場の近くにある
・2階のベランダ
・足場の近くにある窓

等です。

対策としては、

・1つの窓に2つ以上の鍵を付ける
・カーテンは中が見えにくいものにする
・2階窓に侵入できそうな足場を作らない。置いておかない
・防犯フィルムや格子を使う
・防犯ブザーをとりつける

等です。

他にも、窓に限らず

・外出時は高層階でも必ず施錠する
・ワンドアツーロックを徹底する
・センサーライトや監視カメラを設置する
・SNS等に長期留守にする等のことを発信しない
・郵便ポストは溜め込まない
・洗濯物を何日も出しておかない
・勝手口は人目につきにくい場合が多いので入念に対策しておく

等々があります。

まとめ

空き巣犯は、ほんの数分で侵入します。常日頃から「防犯」を意識することが、
泥棒に狙われにくくする第一歩となるはずです。