AKIGEN記者おおだちです。

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AKIGEN農場、遂に始動!!

無農薬・無肥料栽培の初めの一歩。それが『土』。This is tuchi.

土を知る

団粒構造

有機栽培を続けている畑の土は良く見てみると、小さな土の粒々が大小混ざり合っています。

この粒と粒の間には隙間があり、草の根や野菜の根なども交じり合っています。

これを団粒構造といいます。

この団粒構造の土は、良いことがたくさんあり、

・水持が良い
・その上水はけが良い
・通気性が良い
・団子が養分を守り雨で養分が流れにくい

野菜を育てるのにはものすごく適している土。

そしてこの団粒構造のが出来ていれば、「病害虫」の被害がものすごく減ります

野菜はどこで育ちますか??

そうです土です。This is tuchi!

野菜を知るにはまずは土からですね。

では何故、団粒構造の土だと病害虫の被害が減るのん??という疑問が出てきますね。

@akigen

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土の中には生き物いっぱい

畑の土の中には、無機物の粘土、シルト、砂の他に、無数の土壌生物が潜んでいて、草の根っこなんかもたくさん広がっています。

これら全て有機物で、生き物や死骸や枯れたりしたものも含め、農作物が良く育つ畑というのはこの有機物の量が多いものです。

これの他にも、「腐食」と呼ばれる有機物が分解されたあとの物質もあります。

植物の根っこと土壌生物が団粒構造をつくる

団粒構造が形成されていくのは、土の中に棲む多種多様な土壌生物のお陰です。

枯れた植物やその根を食べながら土壌生物が活動し、分泌する粘液が接着剤となり、これらにミミズの糞がくっついたりはなれたりしながら団子が形成されていきます。

植物の根っこが土を徐々に穴だらけにしていき固い土をほぐしていきます。

これらから分かるように、土を耕してくれているのは実のところ、土壌生物たちと植物の根っこのお陰なんですね。

ありがとう雑草。ありがとう昆虫。

@akigen

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土壌生物を増やすには有機物

ということで、土の中の土壌生物を増やせば良いということが分かってきましたが、この土壌生物を増やすにはどうしたら良いのか?

土壌生物をもっと多種多様に増やすには土壌生物の食べ物となる物を与えてあげます。

ただし、有機物ならなんでも良いというわけではありません。多種多様な土壌生物が棲めるように、食べ物の与え方に工夫が必要になります。

小難しい話ではなく、要は、様々な種類の有機物を継続的に畑に投入するための工夫です。

@akigen

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多種多様な土壌生物が病害虫から畑を守る

畑の野菜に病虫害が出るのは、土壌生物の多様性が損なわれ、土壌生物が単純化してしまうからです。

完全にいなくなるということはありませんが、数が減り、被害が抑えられます。

土壌生物が単純化してしまうのは何故?

土壌生物が単純化してしまう原因は

化学肥料を大量に使用してしまっていることが原因です。

化学肥料では土壌生物は育ちません。化学肥料は土壌生物の食べ物ではないからです。

例えるなら、お相撲さんに毎食毎食ポテチを食べさせているようなものです。
これでは十分な身体が作れず痩せ細り、土俵に立つどころではないですね。

これにプラスして病虫害に使うのが農薬です。

この農薬も地上部を含め、土壌生物の単純化を招いています。

たとえ有機農法といえど、有機肥料を大量に使うやりかただと、これまた土壌生物の単純化を招き、病虫害が増えていきます。

こうして肥料過多で育った野菜たちは、硝酸態窒素(ショウサンタイチッソ)を過剰に溜め込んでしまい、美味しくない野菜に育ち、これを食べると人は健康を害すとされています。

これは塩の取りすぎと同じ様な考えです。塩の過剰摂取は身体に良くないですね?

硝酸態窒素も同じで取りすぎは身体を害する物に変わってしまうということです。

@akigen

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せっかく出来た団粒構造を壊したくない

端的に言うと、畝をそのまま使い回しましょう。

畝をそのまま使い回すことで、土壌生物が作った団粒構造を壊さずに再利用します。

せっかく出来た団粒構造を耕してしまうと土壌生物相は一旦バランスが崩れます。

なので、終わりかけの野菜の株間に次の野菜の種を蒔いたり、苗を植えたりする間作を行います。

収穫が済んだ野菜は地際で切っちゃいます。そして根っこをそのままにして残します。

こうすることで、残った根っこは土壌生物の食べ物となり、根っこの分解が進んでいくと根っこ自体が土の中でパイプ役となり、土壌生物の住処にもなっていきます。

さまざまな種類の野菜を作り続けるということは、土壌生物が多様化し良い土になっていきます。

こうすることで、畝をまた一から作り直す必要も無くなるので楽ちんです。

@akigen

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土をむき出しにしない

土がむき出しになっていると紫外線をもろに受けてしまい、土壌生物には住みにくい環境になってしまいます。

土壌生物は紫外線を嫌います。

なので畝には草を敷きましょう。

草はその辺に生えている雑草を使います。

草を敷いた畝には紫外線が届かなくなり、この草も土壌生物の食べ物となるので土壌生物にとっては棲み良い住居となります。

クモやてんとう虫等の隠れ家にもなり、畑全体の生態系のバランスが取れて害虫被害を減らすことにも繋がります。

@akigen

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まとめると、土が大事。

ここまでをまとめます。

・無農薬・無肥料栽培をするには土から This is tuchi!!

・健康で病害虫の出ない畑の土を作るには「団粒構造

・「団粒構造」を作るには「土壌生物」と「植物の根っこ」が欠かせない

・多種多様な「土壌生物」を増やすには「有機物」が必要

・「有機物」とは植物の根っこや土壌生物や土壌生物の死骸。落ち葉や枯れ草など

・化学肥料や農薬は土壌生物の単純化を招く

・育てた野菜の根っこはそのまま残すことで「土壌生物の多様化」がはかれる

・刈り取った草等を畝に敷いておけば、土壌生物の住みよい環境になり、畑全体の生態系のバランスがとれ、害虫被害を減らせる

といったカタチになります。

AKIGEN農場にも土壌生物来いッ!!!