松坂城(松阪城跡)

1588年に蒲生氏郷によって築城されました。現在は残念ながら建造物はありません。豪壮な石垣が残るのみとなっていますが、本居宣長記念館や、歴史民族資料館、武家長屋の御城番屋敷があります。

桜と藤の名所でもあり、松阪公園として地元では親しまれています。
平成23年2月に、国史跡に指定されました。

松坂城の『坂』

「松坂城」の『坂』は今現在の「松阪」の『阪』ではありませが、一体これは何故なのかご存知でしょうか?
これは、昔の「松阪」の地名が『松坂』だったことに由来しています。「松坂城」が出来た当時はまだ「松坂」という地名だったのでそのまま『松坂城』と名づけられましたが、その後に地名が今の『松阪』に変更されました。

ちなみに「大阪」も昔は『大坂』と呼ばれていました。
変更された理由は、

『坂』という字が、「つちにかえる」 → イコール「死」を連想させる
という語呂の悪さがあるからとのことです。

石垣

松坂城跡の高く積み上げられた立派な石垣は、氏郷公が近江から呼び寄せた職人に作らせたと言われているそうです。
松坂城築城当初の石垣は「野面積み」と呼ばれる工法で作られ、江戸時代の石垣修復時に積み直された石垣は「打込みハギ」や「算木積み」と呼ばれる工法が使われています。