精神保健指定医、不正認定99人 厚労省

 精神障害者を強制的に入院させるかどうかを判断する精神保健指定医の不正取得に関わったとして、厚労省は、元指定医28人を医業停止や戒告の行政処分にしたと発表しました。来月2月8日に発効されました。

 2016年に計99人が指定医の資格を取り消されたり、申請を却下されたりしており、このうち28人について医道審議会医道分科会で処分内容が検討されました。厚労省は残る71人も複数回に分けて処分を検討するとのことです。

 処分を受けたのは、資格申請の際、他の医師が診察した患者のリポートを使いまわしたり、その指導に当たったりした元指定医です。厚労省の全国調査で不正が発覚し、2016年10月に89人が指定医の資格を取り消されました。

 指定医の資格不正取得を巡っては、平成27年、聖マリアンナ医科大病院で複数の医師が同じ患者の症例を使いまわすなど、不正に資格を取得したことが発覚。これを受けて厚労省は全国調査を行いました。